answer song2

楽曲をどう感じるかはアーティストの意向どうりにするのはとても難しい。

 

響くか響かないかもその時の自分のタイミングによると思います。

 

新曲出ました!アルバム作りました!

 

その曲が毎回全部いい曲だ👏ってなるのは嘘みたいに奇跡だとも思ってます。

 

万人に受け入れられる曲ばかり作っているのならまだしも個性的だったり、

自分の世界強い人の曲が歌詞の内容まで毎回自分にピッタリくるとか響くなんてことなかなか難しい。

 

でも自分の好きなアーティストなら、

 

ましてやここぞの待望のアルバムの中に入ってる新曲なら、

響かなかった時自分的にとてもショック受けてる😅

私が私に一番ショックですってことです。

 

「おいおい、何年ファンやってんだよ。この曲解釈できないなんてどゆこと?!」

てな感じであります。

 

 

前回はファンの皆さんを攻撃するMCをした一度でもあったかと不機嫌だったと決めつけられた件について書きましたが、

今回は"楽曲を否定された"と言っていた件について。

 

 

 

 

はっきり言えるのが私は否定などしていません。

 

彼が初めてその楽曲を歌った日が私が初めて聴いた日でした。

 

初めて聴いた時あんまりしっくり来なかった。

 

どういう意味だろう?なんかお別れの曲にも聴こえるし....

あ、でもなかなかライブに来れない人や悩んでる人が聴いたらいい曲だな。

 

くらいに感じていました。

 

彼に「ちょっとまだ聴いたばっかりで意味がわからなかった」と言ったら

「えー、○○(私)のこと思い浮かべてたのに」

「?」

 

ますます混乱しました。

 

なぜならこの楽曲が出る前、

私は彼にこのまま歌い続けて欲しいな。

こうやって休みの日でも早起きしてバカみたいに毎週毎週同じ歌聴きにきて。

一般の人から見たら何やってんだってことに感動して。

そんな日が続くことを願って側に…って曲を彼に贈っていたからです。

何故ならコロナ禍で沢山の大好きだったアーティストがもう居なくなってしまったから。

側にいられなくなったから。

 

コロナ禍の時も周りの冷たい目を受けながらも彼のライブに行っていたのは、

辛い時も雨の日も雪の日も側にいるよ大丈夫だよって伝わればいいなって思っていたからです。

 

だけどあまりにも当たり前のようにライブに行くもんだから、いつしかライブに来るのは当たり前みたいな発言や態度もしばしばありました。

 

前夜飲みすぎて二日酔いだから二部から頑張ります。とか、来ても新しい人や久々の人と態度全く違うとか、来なかったら何で来なかったの来ると思ったのにとか....

 

経験された人には伝わると思うけどそんなこと全然ありましたw

 

だから曲を素直に受け取ることができなかったのです。

 

それでもその曲が出てから一ヶ月。

何度かタイミングで響いた時がありました。

 

でもまた何かのタイミングで響かなくなっての繰り返しw

 

そう。この楽曲は気持ちのすれ違いがあると嘘に聴こえてしまうのです。

 

嘘というと語弊があるな、

自分には当てはまらないということです。

 

アルバムが出来て、その中の楽曲の感想を一つ一つ書いたものをプレゼントしました。

 

本当はクリスマスに渡したかったけど、悩んで間に合わなかった💧‬

 

好きなアーティストの楽曲はちゃんと理解したい!

これが私の音楽との向き合い方です。

 

アーティストのご機嫌のためにちゃんと理解もしてないのにいい曲だね!好き♡なんて私には言えない。

 

だから感想も難解な理由もちゃんと書いて、だからこれから先ゆっくり理解していきたいから楽しみな楽曲ですと告げました。

 

それと、楽曲自体はとてもいい曲だと。

響く人にはちゃんと響くと。

 

 

ファンを共有すると言われた日も「まだこの曲響かないの?」といきなり言われて。

 

え、まだ一ヶ月しか経ってないのに....💧‬

「まだわかんない」としか言えなかった。

だってその日もそんなことがあったし💧‬w

 

 

彼はいつも自分の発言や行動が相手を傷つけることになっているかもとは気づいてくれません。

たぶんそゆなつもりはないからです。

 

だからこの言葉悲しくなるよ?この態度嫌だよ?って伝えるようにしてました。

 

自分が決めつけたくないから、どうしてこんなこと言ったの?と問うようにしてました。

 

でも彼はそれをはしおって怒られた。文句言われた。と解釈するのです。

 

その為我慢してしまうという現象もあちこちでありました。

 

あのブログには自分だけが人の顔色伺ってるように書いてあったけど、それは違います。

言えないで飲み込んでる人だっています。

 

嫌われたくない、怒らせたくない。

すごく気持ちわかります。

 

人と人だから考え方も価値観も違うのが当たり前。

だけどそれを伝えることが悪ならばみんな本音隠してしまう。

 

一方的に決めつけて「こうなんだ!」って言うのは違うけど、「どんなつもりかはわからないけどこう感じてしまったよ」と素直に伝えたらダメなら、

 

アーティストさんが毎回一方的な感情伝えてくること全部受け取れなくても文句言えないと思うのです。

 

信じてるから伝えてきてるんですよね?

いいことも悪いことも。

同じです。信じてるから褒める時は素直に褒めるし、嫌な時も素直に悲しくなったって伝えてます。

 

顔色伺うかどうかは自分の問題であって相手の問題ではない。

 

そう思うようになったのは

もっと初期の頃、彼の意向に応えられなくて

「こうしなきゃいけないのかな」「今こうしなかったら睨まれたのかな」

ビクビクしてました。

 

不機嫌な態度や表情が出るのは申し訳ないけど彼も同じだと思ってます。

 

自覚がないなら仕方ないのですが....

 

私は当時そのままうつ病になりました。

病院にも通院してたし、8年間のうち何度も彼から離れました。

 

何かに追い込まれると荒れてそういう発言や態度が出るからです。

 

 

その時気づいたんです。

彼に嫌だってちゃんと伝えてたか?

向き合ったか?

こうしないとコ○スと脅されたのか?

違うよね。

それって相手のせいにして逃げてるけど、

自分で自分の気持ちを信じなかったんだよね。と。  

 

それから私は彼が気に入るか気に入らないかはどうでもよくて、自分がどう思うかと自分に嘘つかない考え方になりました。

 

楽曲に対しても同じです。

自分の気持ちに正直になった時、響かなかった。

なぜなら他の人には見せない彼の本音の姿も知っているからです。

 

それが悪い訳じゃないけど、それゆえライブ中周りの人と温度差を感じてしまって疎外感感じてしまっていたことはありました。

 

そんな時は雰囲気壊すからライブ中でもそっと抜けて気持ちを落ち着かせたりもしてた。

 

そして彼に呼び出されて長々怒られるということもありました。

 

その場に居てモヤモヤしててもダメ。

抜けてもダメ。

嘘の顔作って上手くやってた方がよかったのかな。

 

残念ながらセットリストも選べない。

 

今響くって曲もあれば今は聴くのが辛い曲だってある。

 

でもそれがライブ。生の人間と人間の感情が交差する場だとも思ってるから覚悟してってる。

 

そんな覚悟でライブしてる。

 

彼は違ったのかな。

 

 

 

最後にその曲について、甲本ヒロトを感じるとこが好きと書きました。

 

それは悩んでいた彼が音楽を始めた頃の気持ちを思いだして書いたのかもってことが嬉しかったのです。

 

音楽のテイストが好きって意味じゃありません。

 

私が好きなのは彼特有のどこか切なさや愁いを感じるメロディや言葉、イヤフォンで聴くと複雑に絡む音の膨らみが好きだったから。

 

もちろん甲本ヒロトさんみたいになって欲しいとも思ってません。

 

むしろテイスト違うのに憧れてるってとこにロマンを感じていたのですから。

 

音楽って無限だなって。

 

響かない=好きじゃないになるのは

音楽の力を信じてる私には分からない感覚です。

 

本気で作った自信作ならばどんなに時を越えようと必ず届くはずです。

 

人の気持ちが秒で届くなんてことがないことは実感しているので。

 

諦めて届く人に届けばいいやって思えるほど簡単な気持ちでも楽曲でもないのなら。

 

私が離れてからMCでこの楽曲の意味を説明してたのも知ってます。

本当は伝わって欲しかったこともわかってます。

 

だからこそ自分に自分で「なんでだよ!」って思ってました。

 

私はその楽曲は難解だけど、本質に迫る大事なタカラモノになったと思ってました。

 

理解できなくてもいいです。

音楽とムキになってでも向き合いたいんです。 

それくらい大切な音楽だったんです。

悲しい時も辛い時もそんな時こそ聴いてたんだから。

その声はいつも側にいたのだから。

誰より一番直接聴きに行ってたんだから。